【要点】
◎新型ボットネット「Dysphoria」は約20万台のIoT機器を侵害し、ブロックチェーン型C2やプロキシ機能を備え、DDoS攻撃や匿名通信基盤として悪用されている
【要約】
QiAnXin XLabが発見した「Dysphoria」は、約20万台のIoT機器を侵害する新たなDDoSボットネットである。jackskidおよびfbotを基に開発され、Ethereum ENSやSolana SNSを利用したブロックチェーン型C2により、インフラの追跡や停止を困難にしている。感染機器は固定長パケットでC2と通信し、DDoS攻撃命令を受信するほか、6月下旬にはUPnPを悪用して侵害機器をネットワークプロキシ化する亜種も確認された。感染はTelnet・SSHの弱い認証情報や新旧のIoT脆弱性を悪用して拡大し、最大4Tbps規模のDDoS能力を持つと主張されている。対策として、ファームウェア更新や認証情報変更、不要なリモートアクセスの無効化が推奨される。
【ニュース】
◆新型DDoSボットネット「Dysphoria」、世界中のデバイス20万件に感染 (Codebook, 2026/07/28)
https://codebook.machinarecord.com/threatreport/silobreaker-cyber-alert/46898/