【要点】
◎Word文書内の隠しプロンプトを悪用し、Copilotが文書を改ざんした上で悪意ある指示を新たな文書へ複製する「伝播型」プロンプトインジェクションが確認された (TokyoBlackHatNews)
【要約】
研究者は、Microsoft 365 Copilot for Wordが文書内の白文字などで隠されたプロンプトを読み取り、作成中の文書を書き換えた上で、その指示自体を新たな文書へコピーする攻撃手法を公表した。CopilotはOneDrive上の関連文書を自動参照する「Work IQ」でも悪意ある文書を取り込む可能性があり、汚染された文書が次のCopilot利用時の感染源となる。Microsoftは複数回の対策とモデル更新を実施したが、研究者はGPT-5.6でも回避可能と報告している。現時点では、外部文書の慎重な取り扱いとAI生成文書の内容確認が有効な対策とされている。
【ニュース】
◆マイクロソフトワードの危険な「ワーム」がCopilotに侵入し混乱を招く恐れ、専門家が警告—現時点で判明していること (TokyoBlackHatNews, 2026/08/02)
https://blackhatnews.tokyo/archives/127110