【訳】
クライムウェアのトレンド:ランサムウェア開発者、検知回避のため断続的な暗号化に転換
【図表】
■Play
PLAY ランサムウェアのランサムノート
PLAYによって暗号化されたファイルの一部の内容
■Black Basta
Basta Newsのウェブサイト
Black Bastaによって暗号化されたファイルの一部の内容
【要約】
ランサムウェアの新たな傾向として、断続的な暗号化が増加しています。この手法は、ファイルを部分的に暗号化することで、検知を回避し、暗号化速度を向上させます。例えば、LockFileやQyickランサムウェアがこの方法を採用しており、他にもAgenda、BlackCat、PLAY、Black Bastaなどが断続的暗号化を使用しています。この手法は、ランサムウェアの検出システムを逃れるための効果的な手段とされ、今後さらに広まる可能性があります。
【ブログ】
◆Crimeware Trends | Ransomware Developers Turn to Intermittent Encryption to Evade Detection (SentinelLabs, 2022/09/08)
[クライムウェアのトレンド:ランサムウェア開発者、検知回避のため断続的な暗号化に転換]
https://www.sentinelone.com/labs/crimeware-trends-ransomware-developers-turn-to-intermittent-encryption-to-evade-detection/
【関連まとめ記事】
◆全体まとめ
◆マルウェア / Malware (まとめ)
◆ランサムウェア (まとめ)
◆Black Basta (まとめ)
https://malware-log.hatenablog.com/entry/Black_Basta
【マルウェアサンプル】
Family |
SHA1 |
---|---|
Agenda | 5f99214d68883e91f586e85d8db96deda5ca54af |
BlackCat | 8917af3878fa49fe4ec930230b881ff0ae8d19c9 |
PLAY | 14177730443c70aefeeda3162b324fdedf9cf9e0 |
Black Basta | a996ccd0d58125bf299e89f4c03ff37afdab33fc |