【要点】
◎台湾当局は、中国が重要インフラに対し1日平均263万回のサイバー攻撃を行い、政軍圧力と連動した脅威が拡大していると分析した。 (中華民國國家安全局)
【要約】
台湾の国家安全機関は「2025年中共對我國關鍵基礎設施網駭威脅分析」を公表し、中国共産党による台湾の重要インフラへのサイバー攻撃が2025年に約9億6060万回、1日平均263万回に達したと明らかにした。前年から6%増加し、特にエネルギー、緊急救援・病院分野での伸びが顕著だった。攻撃は中国軍の「連合戦備警巡」や台湾の総統就任周年、政府高官の外遊時期と連動して増加する傾向が確認された。手法は脆弱性攻撃、DDoS、ソーシャルエンジニアリング、サプライチェーン攻撃が中心で、中国系ハッカー集団が政府、医療、通信、半導体などを重点的に標的としている。台湾は国際協力を強化し、防衛力とレジリエンス向上を図る方針を示している。
【資料】
◆2025 年中共對我國關鍵基礎設施網駭威脅分析 (中華民國國家安全局, 2026/01/04)
[2025年中国共産党によるわが国の重要インフラに対するサイバー攻撃脅威分析]
https://www.nsb.gov.tw/zh/assets/documents/%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%A8%BF/9473ea89-55e8-460d-87c1-65bc51085d80.pdf