【要点】
◎英NCSCやCISA、日本のNCOなどが、中国系攻撃者による侵害デバイスを利用した大規模な隠蔽ネットワークへの警戒を呼びかけた。主にSOHOルーターやIoT機器が悪用されている (CISA)
【要約】
英国NCSC、米CISA、日本のNCOなど国際的なサイバーセキュリティ機関は、中国関連の脅威アクターが侵害したSOHOルーターやIoT機器を利用して構築する大規模な「隠蔽ネットワーク」への対策を求める共同勧告を公表した。これらのネットワークは、攻撃元の秘匿や帰属回避を目的として利用され、偵察、マルウェア配布、C2通信、データ窃取などサイバーキルチェーン全体で活用されている。Volt TyphoonやFlax Typhoonによる活動でも使用が確認されており、代表例の「Raptor Train」では20万台超の機器が悪用された。各機関は、多要素認証、ゼロトラスト導入、ネットワーク監視強化、脅威インテリジェンス活用などの防御策を推奨している。
【公開情報】
◆Defending Against China-Nexus Covert Networks of Compromised Devices (CISA, 2026/04/23)
[中国と結びついた侵害されたデバイスによる隠蔽ネットワークへの防御]
https://www.cisa.gov/news-events/cybersecurity-advisories/aa26-113a
Alert Code: AA26-113A