【要点】
◎NCOを含む10か国は、中国関連の攻撃者が侵害したSOHOルーターやIoT機器で構成する匿名ネットワークへの警戒を呼びかけた。Volt Typhoonなどが大規模な攻撃基盤として利用している (NCO)
【要約】
国家サイバー統括室(NCO)は、英国NCSCや米CISAなど10か国の機関と共同で、中国関連の脅威アクターが利用する侵害デバイス型匿名ネットワークに関する国際アドバイザリーへ署名した。近年、中国系グループは個別に調達したインフラから、侵害したSOHOルーターやIoT機器、NASなどで構成される大規模ボットネットへ移行しており、Volt TyphoonやFlax Typhoonによる活動でも利用が確認されている。こうしたネットワークは偵察、マルウェア配布、データ窃取など攻撃の全段階で活用され、帰属の特定を困難にしている。対策として、多要素認証、ゼロトラスト導入、異常検知、脅威ハンティングなどの実施が推奨されている。
【公開情報】
◆侵害されたデバイスで構成される中国関連の匿名ネットワーク に対する防御に関するアドバイザリーへの共同署名について (NCO, 2026/04/23)
https://www.cyber.go.jp/pdf/press/Defending_against_China_linked_covert_networks_of_compromised_devices.pdf